ビジネス・起業・副業など、実用的なスキルアップを目指したい!
そんな方はビジネス書を多く読んだほうが、素早く「ビジネス脳」を作れます・・・が。
気をつけなければいけないことは、本に読まれないようにすること。
ビジネス書に求めることは、楽しい読書体験ではありません。
血肉化できる情報を見つけるために、ビジネス書を読むわけです。
そのために、「ビジネス書から情報を抜き出す」という意識は持つべきです。
という感覚ですね。
ビジネス書は全ページ読まなくてもいい
ビジネス書は、全ページ読まなくてもいいって知ってましたか?
例えば小説は全ページ読む必要があります。そうしないと物語を理解できません。
ノンフィクションや歴史系の本も、基本全ページ読んで体系的に理解することが大事です。
でもビジネス書は要点だけで、OK。
ビジネス書は読むことを目的にするのではなく、「使うこと」を目的にした本、なのですから。
本の中で使える部分を見つけられたらそれでいい、ってことです。
ビジネス書は要点だけ盗む
例えば300ページの本を、全ページインプットするのは、相当辛いです。
テスト勉強のように、大事なポイントだけを暗記することはできるかもしれません。
でもビジネス書を読む人は、暗記をしたいわけじゃないですよね。
「使うこと」が目的なので、
その本を読むことで、何に役立たせたいか
ここがはっきりと決まってないと、ものすごく無駄な時間を過ごすことになります。
「今すぐ」活かせるノウハウを探す
僕らは学校で「正しく本を読む」勉強を習わなかったので、律儀に最初から最後まで、丁寧に本を読んでしまいます。
でも全ページ丁寧に読んで、まったく身につかなかったら無駄な時間を過ごしたようなものです。
この本に関しては、このあたりが学びになった。さっそく今から(または明日から)活かしてみよう!
と思えれば、それでいいと思います。
役立ちそうなページが300ページ中たった10ページだけでも、それだけで本を買った価値は十分あるわけです。
その10ページが、「今後のあなたの人生を支えてくれるノウハウ」になるかもしれないのですから。
ビジネス書の読み方
ビジネス書は形式があります。
「はじめに」から始まって「終わりに」という締めまで、構造的な形式になってます。
本のテーマがあって、著者が伝えたいことが最も伝わるように、目次が並べられています。
そのため「本の大事な箇所」も見つけやすいんですよね。
その「本の大事な箇所」を把握するためには、いくつかコツがあります。
コツ1:「知りたいこと」を知っておく
「この本を読んで、自分はどんなことを身につけたいのか」
ここをはっきりと決めておきましょう。
なぜこの本を読んでみようと思ったのか?そこにヒントが隠されているわけです。
自分の中に抱えている問題を解決たい、そしてその問題を解決するヒントがこの本に隠れているかもしれない・・・
と、期待して、本を読んでみようと思ったのではないでしょうか。
ここをはっきりさせておくことが、本を読む前のもっとも重要なことです。
コツ2:「はじめに」を熟読する
ほとんどのビジネス書の1ページ目は、「はじめに」で始まっていると思います。
この「はじめに」のなかには、なぜ著者がこの本を書こうと思ったのか?というエピソードが書かれていることが多いのですが、注目するのはそこじゃありません。
この本を読むことで、あなたはどんなことを得られるか。「それ」が必ず書かれています。
つまりここまでで
- あなたがこの本に「求めていること」
- この本に書かれている「大切なこと」
の2つがわかります。
この2つが一致すれば、この本はかなり高い確率で、自分が抱えてる問題を解決できるなということがわかます。
コツ3:「目次」を熟読する
目次を読めば、本のどのあたりに
- あなたがこの本に「求めていること」
- この本に書かれている「大切なこと」
が書かれているのか、検討がつきます。
「求めていること」だけでもいいです。「大切なこと」だけでもいいです。両方でもいいです。
とにかく気になったところを、ピックアップしてみましょう。
コツ4:ピックアップした箇所を読む
ここからようやく読書のスタート。
気になったところをピックアップしたはずなので、じっくりと読んでいきます。
大事な箇所は印をつけておくと、あとから読み直したり、ノートにまとめやすくなります。
・・・
と、こんな感じでビジネス書を読んでいくと効率的に情報を集めやすくなります。
【※再度注意】本に読まれちゃ絶対ダメ!
本に読まれてはいけません!!
ビジネス書を読むことは、実生活で活かすことが前提ですから。
ビジネス書を読むときは、ここだけは絶対忘れないようにしましょう。
それじゃさっそく本を買って読んでみよう…って言いたいところですが、、、
ぶっちゃけ別に「本」じゃなくてもいいんですよね。
むしろ場合によっては本じゃないほうが便利なケースもあるし、素早く情報を吸収できたり、安く手に入ることがあります。
紙の本じゃなくてもいいし、「耳」で読んでもいいし、「あるサイト」を利用すればいいし。
色んな方法があるんですが、それを次のページで説明してみます。
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